「プログラミングの知識はないけれど、AIを使えば自分でホームページが作れるって本当?」——2026年に入り、こうしたご相談が増えています。ChatGPTや専用のAIツールを使えば、たしかに数分〜数時間でそれらしいホームページが完成します。ただし、良いことばかりではありません。この記事では、IT未経験の方がAIでホームページを作る場合のメリット・デメリットを、実際に使われている選択肢とあわせて整理しました。

そもそも「AIでホームページを作る」とはどういうことか
AIを使ったホームページ作成には、大きく分けて3つのタイプがあります。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| AIチャット・フルオート型 | いくつかの質問に答えるだけで、AIがデザイン・文章・構成をまるごと自動生成 |
| ノーコード×AIアシスト型 | 土台はノーコードツールで自分で組み立て、文章やデザイン案の提案をAIが手伝う |
| AIコーディング型 | AIにコードを生成してもらい、ある程度自分で調整・公開まで行う(やや上級者向け) |
IT未経験の方に向いているのは、基本的に①か②のタイプです。
IT未経験でもAIでホームページを作るメリット
✓ 専門知識がなくてもかたちになる
コーディングやデザインの知識がなくても、AIが質問への回答をもとに構成・デザイン・文章まで自動で組み立ててくれます。
✓ 制作スピードが圧倒的に速い
早ければ数十分〜数時間でホームページの土台が完成します。従来の制作会社への依頼では数週間〜数ヶ月かかっていた工程が大幅に短縮されます。
✓ コストを抑えられる
無料〜数千円程度で始められるツールも多く、初期費用をかけずにまず形にしてみたい場合には有力な選択肢です。
✓ 一定のクオリティが担保される
ゼロからデザインする場合と違い、AIがテンプレートやレイアウトのバランスを整えてくれるため、極端に見づらいサイトになりにくいという安心感があります。
知っておきたいデメリット・注意点
△ オリジナリティが出しにくい
多くのAIツールはテンプレートをベースに生成するため、配色やレイアウトが似通いやすく、「なんとなく他社と同じような雰囲気」になりがちです。
△ 細かい要望への対応が難しい
「かわいすぎないデザインにしたい」「地域性を踏まえた言葉づかいにしたい」「競合他社と差別化した伝え方をしたい」といった繊細なニュアンスの調整は、AIだけでは限界があります。
△ 公開後の手直し・ファクトチェックが必須
AIが生成した文章には、実態と異なる表現や不自然な日本語が紛れ込むことがあります。会社概要・料金・実績などの情報は、公開前に必ず人の目で確認する必要があります。
△ SEO面でのリスクもゼロではない
AI生成コンテンツをそのまま大量に公開すると、独自性の乏しいコンテンツとして検索エンジンから評価されにくくなる可能性があります。
△ セキュリティ・法的表記など運用面の不安
特定商取引法の表記やプライバシーポリシーなど、事業者として必要な法的要件への配慮は、AIが自動で完璧に対応してくれるとは限りません。
目的別にみる、向いている人・向いていない人
AIでの自作がおすすめ
- とにかく早く・安く形にしたい
- 個人ブログ・趣味のサイト・簡易的な告知ページで十分
- 更新や手直しを自分で継続できる
制作会社への依頼も検討
- 会社の顔となる本格的なコーポレートサイトが必要
- 競合と差別化したブランディングを重視したい
- SEO対策や公開後の運用・保守まで任せたい
- 法的表記や信頼性の担保が重要な業種
まとめ
AIを使ったホームページ作成は、IT未経験の方にとって「まず形にする」ための心強い選択肢です。一方で、オリジナリティや細かな調整、公開後の運用面では限界もあります。個人利用や簡易サイトならAIでの自作、会社の顔となる本格サイトなら制作会社への依頼、というように目的に応じて使い分けるのがおすすめです。自分で作るか依頼するか迷った際は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
→ ホームページを自分で作る vs 制作会社に依頼する|メリット・デメリット比較
AIで作ってみたけれど思うようにいかなかった、本格的なサイトへのリニューアルを考えている、という方はお気軽にご相談ください。
AIでの自作と制作会社への依頼、どちらが合うか迷ったらサービス内容もご確認ください。